レクサスLXの維持費はいくら?税金や燃費と年収の目安を徹底解説
日本が誇るフラッグシップSUV、レクサスLX。圧倒的な存在感と豪華な装備に憧れて購入を検討しているものの、実際に所有した後にどれくらいの維持費がかかるのか、不安を感じている方も多いのではないでしょうか。
車両本体価格が高いのはもちろんですが、購入後にかかる税金や燃費、高額になりがちな任意保険料やタイヤ交換費用、さらには車検代やオイル交換の頻度など、ランニングコストも一般的な車とは桁違いになる可能性があります。
この記事では、レクサスLXを無理なく維持するために必要な費用の内訳や、目安となる年収ラインについて詳しく解説していきますね。
- レクサスLXの所有にかかる年間の維持費総額
- 税金や保険料およびガソリン代などの内訳詳細
- 購入や維持に必要とされる年収の目安
- LX600とLX570における維持費の違い
レクサスLXの維持費にかかる年間の総額

- 自動車税や重量税などの税金費用
- 実燃費から算出するガソリン代の目安
- 車検ごとの費用とメンテナンス代
- 加入が必須となる任意保険料の相場
- タイヤ交換や駐車場代などの諸経費
- LX600とLX570の費用の違い
自動車税や重量税などの税金費用
車を所有する上で避けて通れないのが税金の支払いです。レクサスLXの場合、ボディサイズもエンジンの排気量も大きいため、ここにかかる費用は一般的な乗用車と比較しても高額になりますね。
まず、毎年春に支払う自動車税ですが、これはエンジンの排気量によって決まります。現行モデルのLX600は3.5LのV6ツインターボエンジンを搭載しているため、3.0L超〜3.5L以下の区分が適用されます。
一方で、先代モデルであるLX570は5.7LのV8エンジンを積んでいるため、4.5L超〜6.0L以下の区分となり、税額が大きく跳ね上がります。
次に重量税ですが、これは車両重量に応じて課税され、主に車検のタイミングでまとめて支払うことになります。レクサスLXは車両重量が2.5トンを超える重量級のSUVですので、この税額ももっとも高い区分の一つに該当することになりますね。
これらの税金は、車に乗っても乗らなくても毎年必ず発生する固定費ですので、維持費計算の基礎としてしっかりと把握しておく必要があります。
| 車種 | 排気量 | 自動車税(年間) | 重量税(2年分目安) |
| LX600 | 3.5L | 57,000円 | 49,200円〜 |
| LX570 | 5.7L | 87,000円 | 49,200円〜 |
実燃費から算出するガソリン代の目安
維持費の中で最も変動しやすく、かつ大きなウェイトを占めるのがガソリン代です。レクサスLXはその巨体を動かすために大排気量のエンジンを使用しており、使用燃料も価格の高いハイオクガソリンが指定されています。
カタログ燃費ではリッターあたり8km〜9km程度の数値が出ていますが、街乗りや渋滞が多い日本の道路事情における実燃費は、リッターあたり5km〜7km程度になることが多いようです。
仮に年間1万キロを走行すると想定し、ガソリン価格を1リッター170円〜180円程度で計算してみると、年間のガソリン代だけで25万円から35万円ほどかかる計算になりますね。
もちろん、高速道路を使った長距離移動が多ければ燃費は伸びますが、逆に短距離の移動ばかりだとさらに悪化することもあります。昨今の燃料価格高騰の影響もダイレクトに受ける部分ですので、余裕を持った予算組みをしておくことが大切ですね。
車検ごとの費用とメンテナンス代
新車登録から3年目、それ以降は2年ごとに訪れる車検費用も大きな出費です。レクサスディーラーで車検を受ける場合、質の高い整備と安心感が得られる一方で、費用は高めになる傾向があります。
法定費用(重量税や自賠責保険料など)はどこで受けても変わりませんが、点検整備費用や交換部品代に差が出ます。特にレクサスLXの場合、エンジンオイルの量も多く、交換一回あたりの単価が高くなります。
また、高性能なブレーキパッドや各種フィルター類など、消耗品の一つひとつが高品質かつ高価なものが使われているため、これらをリフレッシュする車検時には、数十万円単位の請求になることも珍しくありません。
さらに、レクサスオーナーならではのメンテナンスプログラム(レクサスケア)が付帯している期間は良いですが、それが終了した後のメンテナンス費用はすべて実費となります。車検のたびに20万円から40万円程度は準備しておくと安心かもしれません。
加入が必須となる任意保険料の相場
レクサスLXを維持する上で、意外な高コスト要因となるのが任意保険料です。特に車両保険の金額がネックになります。
ご存知の方も多いかもしれませんが、レクサスLXは盗難被害に遭いやすい車種として知られており、保険会社にとってもリスクの高い車とみなされています。
そのため、車両保険の料率クラスが最高ランクに設定されていることが多く、保険料が非常に高額になる傾向があります。場合によっては、特定のセキュリティ対策を講じていないと車両保険への加入自体を断られるケースもあるようです。
等級や年齢条件、免責金額の設定にもよりますが、車両保険をフルカバーで付帯した場合、年間で20万円から50万円、あるいはそれ以上の保険料になることも考えられます。維持費のシミュレーションをする際は、事前に保険会社に見積もりを取ってみることを強くおすすめします。
タイヤ交換や駐車場代などの諸経費
定期的な出費ではありませんが、突発的に大きな負担となるのがタイヤ交換費用です。レクサスLXは20インチや22インチといった非常に大きなサイズのタイヤを装着しています。
このサイズのタイヤは、一般的な乗用車のタイヤと比較して価格が数倍になります。有名メーカーのタイヤで4本すべてを交換する場合、工賃を含めて20万円から40万円程度の出費になることもあります。
また、スタッドレスタイヤを用意する場合は、ホイールセットでの購入が必要になるため、さらに高額な初期投資が必要になりますね。
また、駐車場代についても注意が必要です。LXは全長5メートル超、全幅も約2メートルという堂々たるボディサイズを持っています。
そのため、一般的な機械式駐車場には入らないことが多く、平置きの駐車場を探す必要があります。都市部では大型車対応の駐車場料金が割高に設定されていることもあるため、保管場所の確保と料金についても事前にリサーチしておくと良いでしょう。
LX600とLX570の費用の違い
現行型のLX600と先代のLX570では、維持費の構造に若干の違いがあります。最も大きな違いは、先ほど税金の項目でも触れた「自動車税」です。
エンジンのダウンサイジングが行われたLX600は、排気量が3.5Lクラスとなったため、5.7LエンジンのLX570と比較して、毎年支払う自動車税が約3万円安くなっています。これは長期保有する上で地味ながら嬉しいポイントと言えますね。
また、燃費性能に関しても、最新の10速オートマチックトランスミッションやエンジンの効率化により、LX600の方が若干改善されているというデータがあります。
ただ、車両本体価格自体はLX600の方が高額になるケースが多いため、初期費用を含めたトータルコストで比較すると、一概にどちらが安いとは言い切れない面もあります。
維持費の安さを取るか、イニシャルコストのバランスを取るか、ご自身の予算に合わせて検討してみてください。
レクサスLXの維持費と目安となる年収

- 購入と維持に必要な年収のボーダーライン
- 故障時の修理費と予備費の考え方
- ランドクルーザーとの費用の比較
- 残価設定ローンを活用した支払い計画
- リセールバリューによる実質負担の軽減
- 費用の負担を抑えるための節約術
- レクサスLXの維持費を把握して購入しよう
購入と維持に必要な年収のボーダーライン
これだけ高額な維持費がかかるレクサスLXですが、実際に所有するためにはどれくらいの年収が必要になるのでしょうか。一般的には、年収1,000万円から1,500万円程度が一つの目安と言われることが多いようです。
もちろん、頭金をどれくらい用意できるか、あるいは他にローンがあるかといった個別の事情によって大きく変わります。しかし、年間で100万円近くになる可能性のある維持費(税金、保険、燃料、メンテ等)に加え、車両のローン返済も発生する場合、手取り額の中に十分な余裕がないと生活が圧迫されてしまう可能性がありますね。
余裕を持ってカーライフを楽しむためには、年収2,000万円以上あると安心だという意見もあります。
ただ、年収がそこまで高くなくても、独身であったり、住居費がかからなかったりと、可処分所得が多い方であれば十分に維持できる可能性はあります。年収という額面だけでなく、「車に毎月いくら使えるか」という手元のキャッシュフローで判断することが大切です。
故障時の修理費と予備費の考え方
レクサス車は信頼性が高く故障しにくいと言われていますが、機械である以上、故障のリスクはゼロではありません。特にLXには、車高調整機能付きのサスペンションや高度な電子制御システムなど、複雑で高価な部品が多数搭載されています。
例えば、エアサスペンション(またはAHC)に不具合が出た場合、修理や交換には数十万円単位の費用がかかることがあります。また、ヘッドライトユニットやナビゲーションシステムなどの電装系トラブルも、部品代が高額になりがちです。
新車保証期間内であれば無償修理が受けられますが、保証が切れた中古車を購入する場合や、長く乗り続ける場合には、万が一の故障に備えて「修理予備費」を積み立てておくことをおすすめします。
年間で10万円から20万円程度をメンテナンス貯金として確保しておくと、急なトラブルの際も慌てずに対応できるでしょう。
ランドクルーザーとの費用の比較
レクサスLXの購入を検討する際、兄弟車であるトヨタのランドクルーザーと比較する方も多いのではないでしょうか。基本的な骨格やメカニズムを共有している両車ですが、維持費の面ではどう違うのか気になりますよね。
実は、税金や燃費といった基本的なランニングコストには大きな差はありません。現行のランドクルーザー300系も3.3Lディーゼルや3.5Lガソリンエンジンを搭載しており、LX600と似たような税区分や燃費性能になっています。
しかし、違いが出やすいのは「車両保険料」と「部品代・工賃」です。車両保険はどちらも高額ですが、車両価格が高いLXの方がさらに高くなる傾向があります。
また、整備にかかる工賃や部品代も、レクサスブランドとしての上質なサービス料が含まれる分、LXの方が割高になる設定が一般的です。
トータルで見ると、ランドクルーザーの方が若干維持費を抑えられる可能性がありますが、レクサスならではのオーナー特典(ラウンジ利用やコンシェルジュサービスなど)の価値をどう捉えるかで判断が変わってきそうですね。
残価設定ローンを活用した支払い計画
高額なレクサスLXを手に入れるための手段として、残価設定ローン(残クレ)を利用する方が増えています。これは、数年後の車両の想定下取り価格(残価)をあらかじめ差し引き、残りの金額を分割で支払うという方法です。
レクサスLXはリセールバリューが非常に高い車種であるため、3年後や5年後の残価率が高く設定される傾向があります。そのため、車両価格の割には月々の支払額を低く抑えることが可能です。
ただし、注意点としては、あくまで支払いを先送りしている形になるため、最終回に大きな支払いが残ることや、金利手数料が総額にかかってくることが挙げられます。また、設定された走行距離制限を超えたり、事故で車の価値が下がったりすると、精算時に追加支払いが発生するリスクもあります。月々の負担軽減だけでなく、最終的な支払い総額や乗り換えの計画まで含めてシミュレーションすることが大切です。
リセールバリューによる実質負担の軽減
維持費が高いと言われるレクサスLXですが、長い目で見た時の「実質的な負担額」は、実はそれほど大きくないという見方もあります。その最大の理由が、圧倒的なリセールバリューの高さです。
LXは国内だけでなく海外でも非常に人気が高く、中古車市場での価格が下がりにくい車種の筆頭です。特に輸出需要が旺盛なため、購入から数年経過しても、新車価格に近い金額、あるいは時期によってはそれ以上の価格で売却できるケースすら存在します。
例えば、3年間所有して維持費に300万円かかったとしても、売却時に購入価格との差額が少なければ、トータルの出費は一般的な大衆車を乗り潰すよりも安く済むという逆転現象が起きることがあります。「維持費は高いが、資産価値も高い」という視点を持つと、LX購入のハードルが少し下がって見えるかもしれませんね。
費用の負担を抑えるための節約術
少しでも維持費を抑えてLXに乗りたい場合、いくつかの工夫が考えられます。まずは任意保険の見直しです。代理店型ではなくネット型の保険を検討したり、不要な特約を外したりすることで、保険料を数万円単位で節約できることがあります。ただし、盗難リスクへの備えは削らないように注意してください。
次に、メンテナンス費用の節約です。車検やオイル交換などの日常的な整備を、ディーラーではなく信頼できる民間の整備工場や専門店に依頼することで、工賃や部品代を抑えることが可能です。ただし、レクサス保証の対象外になるリスクもあるため、保証期間が切れた後の選択肢として考えるのが良いでしょう。
また、燃費を意識した「エコドライブ」も地味ながら効果的です。急発進や急加速を控え、タイヤの空気圧を適正に保つだけで、リッターあたりの走行距離が伸び、年間のガソリン代に差が出てきます。小さな積み重ねですが、長く乗るほど効果が現れますよ。
レクサスLXの維持費を把握して購入しよう
ここまで解説してきた通り、レクサスLXの維持には一般的な車とは異なるスケールの費用がかかります。しかし、それらのコストを支払ってでも乗りたいと思わせるだけの魅力と価値が、この車には間違いなく詰まっています。
事前に具体的な維持費をシミュレーションし、リスクや対策を理解しておけば、購入後に「こんなはずじゃなかった」と後悔することは避けられます。ご自身のライフスタイルや経済状況と照らし合わせ、無理のない範囲で憧れのLXライフを実現してください。
レクサスLX 維持費についてのまとめ
- レクサスLXの自動車税はモデルと排気量により年間5.7万円から8.7万円程度
- 重量税は車両重量2.5トン超の区分となり車検ごとの大きな出費になる
- 実燃費は街乗りで5kmから7km程度を見積もっておく必要がある
- 年間のガソリン代は走行距離によるが25万円から35万円程度が目安
- エンジンオイルの量が多く交換費用は一般的な車より高額になる
- 任意保険は盗難リスクが高いため車両保険料が高騰しやすい
- タイヤサイズが大きく交換時は4本で20万円以上の出費になることもある
- LX600は排気量が小さいためLX570よりも自動車税が安い
- 購入と維持には年収1000万円から1500万円以上が目安とされる
- 故障時の修理費が高額になるため予備費の積み立てが推奨される
- ランドクルーザーと比較しても部品代や工賃はLXの方が高め
- 残価設定ローンを利用すると月々の支払いを抑えやすい
- リセールバリューが非常に高いため売却時の損失が少ない傾向がある
- 民間の整備工場を活用することでメンテナンス費用を節約できる
- 維持費は高いが資産価値も高いためトータルコストで判断することが大切
