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レクサスUXの燃費は悪い?実燃費やグレード別比較を徹底解説!

masato
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レクサスUXは、洗練されたデザインと上質な乗り心地で人気のコンパクトSUVです。しかし、購入を検討する上で、多くの方が気になるのが日々の維持費に直結する「燃費性能」ではないでしょうか。

「カタログの数値は良いけれど、実際はどのくらい走るのだろう」「ハイブリッドとガソリン、どちらを選ぶべきか迷っている」「買ってから燃費の悪さで後悔したくない」といった、燃費に関する疑問や不安を抱えている方も少なくないはずです。高級車であるレクサスだからこそ、賢い選択をしたいと考えるのは当然のことでしょう。

この記事では、レクサスUXの燃費性能に特化し、カタログ燃費からオーナーの声に基づいたリアルな実燃費、さらにはライバル車種との比較まで、あらゆる角度から徹底的に解説します。燃費が悪化する原因や、少しでも燃費を良くするための具体的な運転のコツもご紹介しますので、あなたの疑問や不安を解消する一助となれば幸いです。

この記事を読み終える頃には、レクサスUXの燃費性能について深く理解し、ご自身のカーライフに最適な一台を見極めることができるでしょう。

この記事で分かること
  • レクサスUXのグレード別カタログ燃費の詳細
  • オーナーの報告に基づくリアルな実燃費の目安
  • 燃費が悪化しやすい具体的なシチュエーション
  • 日々の運転で燃費を向上させるための実践的な方法

レクサスUXの燃費は?グレード別に徹底比較

レクサスUXの燃費性能を理解する上で、まずは公式に発表されているカタログ燃費と、グレードごとの違いを知ることが基本です。ここでは、ハイブリッドとガソリンモデル、駆動方式の違い、さらにはライバル車との比較まで、多角的に見ていきます。

  • レクサスUXのカタログ燃費を一覧で紹介
  • ハイブリッドUX250hの優れた燃費性能
  • ガソリンモデルUX200の燃費はどうか
  • 4WD(AWD)が燃費に与える影響
  • 年次改良による燃費性能の変化とは
  • ライバルとなるコンパクトSUVとの燃費比較

レクサスUXのカタログ燃費を一覧で紹介

レクサスUXの燃費性能は、搭載されるパワートレインや駆動方式によって異なります。現在、より現実に近い燃費性能を示す国際的な試験法「WLTCモード」での表記が一般的です。

以下に、現行モデルのグレード別WLTCモード燃費をまとめました。自分の検討しているグレードがどの程度の数値なのか、まずは基本情報として押さえておきましょう。

グレードパワートレイン駆動方式WLTCモード燃費
UX300h2.0L ハイブリッド2WD (FF)26.3 km/L
UX300h2.0L ハイブリッドAWD23.9 km/L
UX300e電気自動車(BEV)2WD (FF)512 km (一充電走行距離)

※UX200(ガソリンモデル)およびUX250hは2024年1月の改良でUX300hに統合されました。参考として、改良前のUX250hのWLTCモード燃費は2WDで22.8km/L、AWDで21.6km/Lでした。このように、パワートレインの刷新により燃費性能が向上していることが分かります。

ハイブリッドUX300hの優れた燃費性能

レクサスUXの燃費性能を語る上で、主役となるのがハイブリッドモデルの「UX300h」です。このモデルは、エンジンと高出力モーターを組み合わせた最新のハイブリッドシステムを搭載しています。

このシステムの最大の特長は、走行状況に応じてエンジンとモーターの駆動力を最適に制御する点にあります。例えば、発進時や低速走行時にはモーターのみで静かに走行し、加速時にはエンジンとモーターの両方を使って力強い走りを実現します。そして、減速時にはタイヤの回転エネルギーを電気に変えてバッテリーに充電する「回生ブレーキ」が働き、無駄なエネルギーを回収します。

特に、信号での停止や発進を繰り返す市街地走行では、このハイブリッドシステムの恩恵を大きく受けることができ、優れた低燃費を実現します。静粛性の高さも相まって、上質で快適なドライビング体験を提供してくれるのがUX300hの魅力と言えるでしょう。

ガソリンモデルUX200の燃費はどうか

以前ラインナップされていたガソリンモデル「UX200」は、ハイブリッドモデルと比較すると燃費性能では一歩譲ります。参考までに、UX200(2WD)のWLTCモード燃費は16.4km/Lでした。

これは、ハイブリッドシステムを搭載しない分、特に発進・停止の多い市街地での燃費効率が劣るためです。一方で、ガソリンモデルには車両価格がハイブリッドよりも安価であるというメリットがありました。また、ダイレクトで軽快な走行フィールを好むドライバーからの支持もありました。

年間の走行距離がそれほど多くない方や、初期費用を抑えたいと考えていた方にとっては、UX200も十分に魅力的な選択肢でした。ただし、現在は新車での販売が終了しているため、中古車市場で探すことになります。

4WD(AWD)が燃費に与える影響

レクサスUXのハイブリッドモデルには、前輪をエンジンとモーターで、後輪をモーターで駆動する電気式4WDシステム(AWD)が設定されています。

AWDは、滑りやすい路面での発進時やコーナリング時に、車両の状態を検知して前後輪のトルク配分を適切に制御し、走行安定性を高めてくれるのが最大のメリットです。雪道や雨天時の運転が多い方にとっては、安心感に繋がる装備です。

一方で、デメリットとして燃費性能の低下が挙げられます。前述の表の通り、UX300hのAWDモデルの燃費は23.9km/Lで、2WD(FF)モデルの26.3km/Lと比較すると約9%低い数値です。これは、後輪を駆動するための部品が追加されることによる車両重量の増加や、駆動ロスが要因と考えられます。

ご自身のライフスタイルや、主に走行する地域の環境を考慮し、走行安定性と燃費性能のどちらを優先するかを検討することが大切です。

年次改良による燃費性能の変化とは

自動車は、発売後も年次改良やマイナーチェンジによって性能が向上していくことが一般的です。レクサスUXも例外ではなく、これまでに数度の改良が施されてきました。

特に注目すべきは、2024年1月に行われた改良です。この改良で、従来のハイブリッドモデル「UX250h」は、より高出力なモーターとリチウムイオン電池を採用した新開発のハイブリッドシステムを搭載する「UX300h」へと進化しました。

この結果、システム最高出力が向上し、よりレスポンスの良い爽快な走りを実現しながら、WLTCモード燃費も2WDモデルで22.8km/Lから26.3km/Lへと大幅に向上しています。このように、新しい年式のモデルほど、燃費を含めた総合的な性能が高まっている傾向にあります。中古車を検討する際には、年式ごとの性能差にも目を向けてみると良いでしょう。

ライバルとなるコンパクトSUVとの燃費比較

レクサスUXが属するプレミアムコンパクトSUV市場には、国内外のメーカーから多くの魅力的なライバル車種が登場しています。燃費性能でUXを評価する上で、これらのライバルとの比較は欠かせません。

以下に、主要なライバル車種のハイブリッドモデル(2WD)のWLTCモード燃費をまとめました。

車種名メーカーWLTCモード燃費 (2WD)
レクサス UX300hレクサス26.3 km/L
トヨタ ヤリスクロス (Z)トヨタ27.8 km/L
トヨタ C-HR (G)トヨタ27.2 km/L
ホンダ ヴェゼル (e:HEV Z)ホンダ24.8 km/L
マツダ CX-30 (e-SKYACTIV G)マツダ19.5 km/L

※2025年7月時点の各社公式情報より。グレードにより数値は異なります。

このように比較すると、レクサスUX300hの燃費性能は、大衆車ブランドの燃費特化型モデルには僅かに及ばないものの、プレミアムセグメントのSUVとしては非常に高い水準にあることが分かります。上質な内外装や乗り心地といった付加価値を考慮すれば、その燃費性能は十分に競争力があると言えるでしょう。

レクサスUXの燃費をさらに詳しく解説

レクサスUXの燃費をさらに詳しく解説

カタログ燃費はあくまで一つの指標です。実際にレクサスUXを所有した場合、どれくらいの燃費が期待できるのでしょうか。ここでは、オーナーからの報告に基づく実燃費や、燃費が悪化しやすいシチュエーション、そして燃費を向上させるための具体的な方法について掘り下げていきます。

  • オーナーが語るリアルな実燃費レポート
  • レクサスUXの燃費が悪いと言われる理由
  • 高速道路での走行における燃費性能
  • 街乗りや市街地での燃費はどう変わるか
  • 燃費を少しでも向上させる運転のコツ
  • エアコン使用が燃費に与える影響
  • タイヤの空気圧と燃費の密接な関係
  • 総括:レクサスUXの燃費を多角的に評価

オーナーが語るリアルな実燃費レポート

カタログ燃費と実際の燃費(実燃費)には、乖離が生じることがほとんどです。実燃費は、ドライバーの運転スタイルや走行環境、天候など、様々な要因に影響されるためです。

燃費記録サイト「e燃費」や「みんカラ」などに投稿されているオーナーのレポートを参考にすると、レクサスUXの実燃費のおおよその傾向が見えてきます。

  • UX300h/250h(ハイブリッド)の実燃費: おおむね18.0km/L ~ 22.0km/Lの範囲に多くの報告が集まっています。カタログ燃費(WLTCモード)達成率は約70%~85%程度が一つの目安になりそうです。
  • UX200(ガソリン)の実燃費: 11.0km/L ~ 14.0km/L程度の報告が多く見られます。こちらもカタログ燃費達成率は70%~85%程度と考えられます。

もちろん、これは平均的な数値であり、運転が上手な方であればカタログ値に近い数値を出すことも可能です。一方で、後述するような燃費が悪化する乗り方をしてしまうと、これらの数値を下回る可能性もあります。実燃費は、あくまで参考値として捉えることが大切です。

レクサスUXの燃費が悪いと言われる理由

インターネットの口コミなどで「レクサスUXの燃費が思ったより悪い」という声を見かけることがあります。これにはいくつかの理由が考えられます。

一つは、レクサスというブランドへの過度な期待です。レクサスは高級車ブランドであり、走行性能や静粛性、乗り心地など、燃費以外の部分にも多くのコストがかけられています。例えば、しっかりとした乗り心地を実現するためのボディ剛性や、静かな車内空間を作り出すための遮音材などは、車両重量の増加に繋がり、燃費には不利に働く要素です。

また、スポーティな走りを楽しもうとアクセルを頻繁に強く踏み込む運転をすれば、当然燃費は悪化します。特にガソリンモデルでこの傾向が顕著になるでしょう。

さらに、以前乗っていた車がセダンやコンパクトカーだった場合、SUVであるUXは車高が高く、空気抵抗も大きくなるため、同じ感覚で運転していても燃費が伸び悩むと感じるケースもあります。これらの複合的な要因が、「燃費が悪い」という印象に繋がっている可能性があります。

高速道路での走行における燃費性能

一般的に、ハイブリッド車は市街地走行を得意とし、高速道路ではその燃費メリットが薄れると言われています。これは、高速巡航中はエンジンが主体となって走行するため、モーターのアシストや回生ブレーキの恩恵を受けにくくなるためです。

レクサスUXのハイブリッドモデルもこの傾向にあり、高速道路での実燃費は市街地走行時と大きく変わらないか、あるいは若干下回ることがあります。とはいえ、エンジン自体の効率も優れているため、決して燃費が悪いわけではありません。安定した速度で走り続けることで、20km/Lを超える良好な燃費を記録することも十分可能です。

一方で、ガソリンモデルにとっては高速巡航は得意なステージです。エンジンの回転数を一定に保って走行できるため、市街地よりも燃費が伸びる傾向にあります。

街乗りや市街地での燃費はどう変わるか

前述の通り、ストップ&ゴーを繰り返す街乗りや市街地での走行は、レクサスUXのハイブリッドモデルが最も真価を発揮する場面です。

発進時にはモーターが力強くアシストし、エンジンへの負荷を軽減します。信号待ちなどで停車する際にはエンジンを自動で停止(アイドリングストップ)し、無駄な燃料消費を抑えます。そして、ブレーキをかけるたびに回生ブレーキが働き、バッテリーを充電して次の発進に備えます。

この一連の流れがスムーズに行われることで、市街地でも驚くほど優れた燃費を記録することが可能です。静かで滑らかな走行フィールは、渋滞時のストレス軽減にも繋がるでしょう。逆に言えば、ガソリンモデルはこのような状況で燃費が悪化しやすいため、ハイブリッドモデルとの燃費差が最も大きく表れるのが市街地走行と言えます。

燃費を少しでも向上させる運転のコツ

レクサスUXが持つ優れた燃費性能を最大限に引き出すためには、ドライバーの運転の仕方が鍵となります。少しの意識で燃費は大きく改善される可能性があります。

ふんわりアクセルを心がける

最も基本かつ効果的なのが、穏やかなアクセル操作です。発進時にアクセルをゆっくりと踏み込むことで、モーター主体の滑らかなスタートが可能となり、エンジンの急な始動を抑えることができます。目標速度に達したら、アクセルを少し緩めて一定速度を保つように意識するのがコツです。

車間距離を十分に保つ

前の車との車間距離を十分に取ることも大切です。これにより、前の車の急な減速にも慌ててブレーキを踏む必要がなくなり、アクセルオフによる緩やかなエンジンブレーキ(回生ブレーキ)を有効に活用できます。結果として、無駄な加減速が減り、燃費向上に繋がります。

ドライブモードセレクトを活用する

レクサスUXには、「ECO」「NORMAL」「SPORT」といったドライブモードが搭載されています。燃費を優先したい場合は、積極的に「ECO」モードを選びましょう。このモードでは、アクセル操作に対する出力が穏やかになり、エアコンの効きも自動で抑制されるなど、車両全体が燃費重視のセッティングになります。

エアコン使用が燃費に与える影響

快適な車内空間を保つために不可欠なエアコンですが、使い方によっては燃費に大きく影響します。特に夏場、冷房のためにA/Cスイッチを入れると、燃費が悪化する傾向にあります。

これは、A/Cスイッチがエンジンを動力源とするコンプレッサーを作動させるためです。コンプレッサーが動くとエンジンへの負荷が増え、その分だけ余計に燃料を消費してしまいます。一般的に、A/Cを使用すると燃費は10%以上悪化すると言われています。

対策としては、車内の温度が十分に下がったらA/Cスイッチをオフにして送風に切り替えたり、オートエアコンの設定温度を外気温と大きく変えすぎないようにしたりすることが挙げられます。少しの工夫で、快適性を損なわずに燃費の悪化を抑えることが可能です。

タイヤの空気圧と燃費の密接な関係

見落としがちですが、タイヤの空気圧も燃費に影響を与える重要な要素です。タイヤの空気圧が適正値よりも低い状態で走行すると、タイヤの変形が大きくなり、路面との転がり抵抗が増加してしまいます。

転がり抵抗が増えるということは、前に進むために余計なエネルギーが必要になるということであり、これが燃費の悪化に直結します。自動車メーカーの調査では、適正値から50kPa低い状態で走行すると、市街地で約2%、郊外で約4%も燃費が悪化するというデータもあります。

安全走行のためにも、月に一度はガソリンスタンドなどでタイヤの空気圧をチェックする習慣をつけましょう。レクサスUXには、運転席から空気圧を確認できる「タイヤ空気圧警報システム」も装備されているため、警告が表示された際は速やかに点検することが大切です。

総括:レクサスUXの燃費を多角的に評価

  • レクサスUXの燃費はグレードや駆動方式で異なる
  • 最も燃費性能に優れるのはハイブリッドモデルUX300hの2WD
  • 2024年の改良でハイブリッドシステムの燃費は大幅に向上した
  • カタログ燃費はWLTCモードで23.9km/Lから26.3km/L
  • 実際の燃費(実燃費)はカタログ値の7割から8割程度が目安
  • 市街地走行ではハイブリッドシステムの恩恵を最大限に受けられる
  • 高速道路ではガソリンモデルとハイブリッドの燃費差は縮まる傾向
  • 4WD(AWD)は走行安定性が向上する反面、燃費は若干低下する
  • 「燃費が悪い」という印象は車重や運転スタイルが原因の場合も
  • ライバル車種と比較しても燃費性能はプレミアムSUVとして高水準
  • 穏やかなアクセル操作「ふんわりアクセル」が燃費向上の基本
  • ECOドライブモードの活用で燃費重視の走行が可能
  • 夏場のエアコン(A/C)使用は燃費を悪化させる一因
  • 定期的なタイヤ空気圧のチェックは燃費維持に不可欠
  • 燃費性能と走行性能のバランスが取れた一台と言える
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