レクサスLSの前期と後期の違いを徹底比較!中古車選びの失敗を防ぐ全知識
憧れの高級セダンであるレクサスLSを検討しているけれど、前期型と後期型のどちらを選ぶべきか迷っている方は多いですよね。
50系へと進化した現行モデルは、中古車市場でも流通量が増えてきましたが、見た目以上に中身の変化が激しい一台と言えます。
「見た目だけで選んで後悔しないかな」「前期の不具合は解消されているの?」といった不安を感じるのも無理はありません。
ネットで検索すると、乗り心地の改善や最新の装備、中古相場や維持費に関する情報が溢れていて、どれを信じればいいか分からなくなりますよね。
この記事では、レクサスLSの前期と後期の違いを、実際にハンドルを握るユーザーの視点も交えながら、多角的に分かりやすく解説していきます。
この記事を読むことで、以下のポイントについて理解を深めることができます。
- 前期と後期の外観や内装における具体的な変更点
- 乗り心地や静粛性といった走行性能の進化の度合い
- 中古車として購入する際の価格相場と選び方のコツ
- 故障のリスクや維持費を抑えるためのチェックポイント
レクサスLSの前期と後期の違いを徹底比較

- 50系の外装デザインにおける変更点
- 内装の質感向上とナビ操作系の改善
- ハイブリッドとターボの燃費性能の差
- LS500hとLS500の走行性能の進化
- 静粛性や乗り心地を左右する足回りの変更
- Fスポーツの専用装備に見るスタイルの差
- ボディサイズや回転半径など取り回しの違い
- 進化した安全装備やライトの制御機能
50系の外装デザインにおける変更点
50系レクサスLSの前期と後期の違いで、真っ先に目に飛び込んでくるのはフロントマスクの変化ですね。
後期型ではヘッドライトの形状がよりシャープになり、その下に配置されていたクリアランスランプがライトユニットと一体化されました。
この変更によって、顔つきがより端正で落ち着いた印象になったと個人的に感じています。
また、スピンドルグリルのカラーリングも変更されており、メタリックな質感が強調されています。
前期型はアグレッシブさが際立っていましたが、後期型は高級車らしい重厚感が増したようにも見えます。
リア周りについても、コンビネーションランプ内の加飾がピアノブラックに変更されるなど、細かなブラッシュアップが図られています。
内装の質感向上とナビ操作系の改善
インテリアについては、使い勝手の面で劇的な変化がありました。
最も大きな違いは、ナビゲーション画面がタッチパネル式に変更されたことですね。
前期型はセンターコンソールのリモートタッチでの操作がメインでしたが、後期型では画面が手前に配置され、直接指で操作できるようになりました。
この変更により、スマホ感覚で地図の拡大や縮小ができるようになり、ストレスが大幅に減った印象です。
さらに、スマートフォンの連携機能であるApple CarPlayやAndroid Autoにも対応しました。
シートのステッチの深さまで変更して座り心地を追求するなど、見えない部分での質感向上へのこだわりが凄いなと感じました。
ハイブリッドとターボの燃費性能の差
LS500hのハイブリッドモデルと、LS500の3.5Lツインターボモデルでは、燃費性能に明確な差が存在します。
公式サイトのデータによれば、ハイブリッドのWLTCモード燃費はリッター12キロ前後、ターボモデルは9キロ前後とされています。
街乗りをメインにするのであれば、やはりハイブリッドの燃費の良さは大きなメリットになりますね。
ただ、高速道路を中心とした長距離移動であれば、ターボモデルも意外と伸びるなという印象を持っています。
燃費だけを見るとハイブリッドが優位ですが、ターボモデルの軽快な加速感も捨てがたい魅力があります。
どちらを選ぶかは、年間の走行距離やガソリン代の許容範囲、そして走りの好みに大きく左右されそうですね。
LS500hとLS500の走行性能の進化
走行性能の面でも、後期型へのマイナーチェンジで大きな改良が行われました。
特にハイブリッドモデルでは、加速時のバッテリーの出力を高めることで、エンジン回転数の上昇を抑えつつ力強く加速するよう調整されています。
これにより、加速時の静粛性が向上し、より「レクサスらしい」余裕のある走りが実現されたと言えます。
一方で、ターボモデルについても低速域のトルクが増強されており、出だしがスムーズになったと感じました。
前期型で少し気になっていた、加速時のギクシャク感が解消されているのは嬉しいポイントですね。
パワートレインそのものは共通ですが、制御ソフトウェアの熟成によって、まるで別の車のような洗練されたフィーリングに進化しています。
静粛性や乗り心地を左右する足回りの変更
50系LSが前期から後期に変わる際、最も力が入れられたのが乗り心地の改善です。
前期型は少し硬めの設定で、路面の凹凸を拾いやすいという声もありましたが、後期型では足回りの構造が抜本的に見直されました。
AVS(アダプティブバリアブルサスペンション)の減衰力を制御するソレノイドが変更され、しなやかな動きを実現しています。
さらに、ランフラットタイヤの剛性を最適化したり、エンジンマウントを変更して振動を抑えたりと、対策は多岐にわたります。
実際に乗り比べてみると、後期型の方が明らかに「フワッ」とした、かつ芯のある高級車らしい乗り味になっています。
この乗り心地の差だけでも、予算が許すなら後期型を選びたいなと思ってしまうほどの違いがあります。
乗り心地に関する主な変更内容
| 項目 | 前期モデル | 後期モデル |
| サスペンション制御 | 標準的な減衰力制御 | 新開発のソレノイドによる緻密な制御 |
| ランフラットタイヤ | やや硬めの乗り味 | 縦バネ剛性を最適化し突き上げを軽減 |
| エンジンマウント | 標準的なゴムマウント | 減衰特性を変更し振動を大幅カット |
Fスポーツの専用装備に見るスタイルの差
スポーティな「Fスポーツ」グレードにおいても、前期と後期の違いは存在します。
後期型のFスポーツは、グリルのサイド部分にあるエアインテークの形状が変更され、よりワイドで低重心な構えになりました。
専用の20インチホイールもデザインが新しくなり、ブレーキキャリパーの存在感がより強調されています。
内装でも、専用のスポーツシートの形状や素材の見直しが行われており、ホールド性が高まりつつも長距離移動でも疲れにくい工夫がされています。
前期型はより若々しく尖った印象でしたが、後期型は大人なスポーティさを手に入れた感じがします。
個人的には、洗練された後期型のデザインが今の時代の空気感にマッチしているように感じられました。
ボディサイズや回転半径など取り回しの違い
取り回しについては、前期と後期でボディサイズそのものに大きな変更はありません。
全長5,235mm、全幅1,900mmという巨大なサイズ感は共通しており、狭い道での運転にはやはり気を使います。
ただ、後期型ではアラウンドビューモニターの解像度が向上しており、駐車時の安心感は増しているなと感じます。
基本スペックの比較
| 項目 | LS500 / LS500h (共通) |
| 全長 | 5,235mm |
| 全幅 | 1,900mm |
| 全高 | 1,450mm |
| 最小回転半径 | 5.6m (AWDは6.0m) |
最小回転半径も変わっていませんが、ステアリングの操舵フィールが後期型でより滑らかになった印象です。
低速域でのハンドルが軽く感じられるため、数値以上に扱いやすくなったように思えるのが不思議なところですね。
大きな車体ではありますが、最新の電子制御によって運転のしにくさをカバーしようという姿勢が伝わってきます。
進化した安全装備やライトの制御機能
安全性能については、後期型で「Lexus Teammate」と呼ばれる高度な運転支援機能が導入されたことが最大のトピックです。
高速道路での手放し運転(ハンズオフ)を可能にする機能や、高度な駐車支援システムが搭載されました。
これらは前期型にはなかった機能であり、ロングドライブの疲労軽減には欠かせない装備と言えます。
また、ヘッドライトには「ブレードスキャンAHS」という最新の遮光制御が採用されました。
これは、対向車を眩惑させずにハイビームの照射範囲を極限まで広げる技術で、夜間の視認性が劇的に良くなっています。
夜道を運転する機会が多い方にとって、このライトの進化は安全面で非常に大きなメリットになると考えられます。
レクサスLSの前期と後期の違いと賢い選び方

- 最新の中古車価格と値落ちの傾向を比較
- 故障のしにくさや維持費のリアルな検証
- ライトやバッジなどの一目でわかる見分け方
- 前期と後期のマイナーチェンジでの改良点
- 予算と希望に合うのはどちらかの最終判断
- レクサスLSの前期と後期の違いのまとめ
最新の中古車価格と値落ちの傾向を比較
中古車市場におけるレクサスLSは、前期型と後期型で価格帯が明確に分かれています。
前期型はすでに初期モデルから数年が経過しており、価格もだいぶ落ち着いてきた印象ですね。
400万円台から狙える個体も増えてきており、憧れのLSを手に入れるハードルは以前よりも下がっています。
一方で、後期型はまだ高値で推移しており、800万円以上のプライスがついていることも珍しくありません。
値落ちの傾向としては、やはりハイブリッドモデルの方がリセールバリューが高い傾向にあります。
しかし、ターボモデルの方が新車価格に対する中古価格の下落率が大きいため、買い得感という点ではターボモデルも魅力的です。
故障のしにくさや維持費のリアルな検証
レクサスは信頼性が高いことで知られていますが、50系LSの初期モデル(前期型)には、いくつか持病のような不具合もありました。
例えば、エアサスペンションの異音や、エンジンの補機類からの微細な不調などが報告されているケースがあります。
これらは後期型へのマイナーチェンジの際に改善されていることが多く、安心感を優先するなら後期型に軍配が上がります。
維持費については、どちらも自動車税や保険料は高級車相応の金額がかかります。
ハイブリッドならガソリン代は抑えられますが、将来的な駆動用バッテリーの交換費用という懸念事項もあります。
ただ、レクサスケアなどの保証が残っている個体を選べば、突然の大きな出費を抑えることが可能です。
長く乗るつもりであれば、少し高くても認定中古車を選ぶのが最も安心な選択肢だと感じています。
ライトやバッジなどの一目でわかる見分け方
外を走っているLSが前期か後期かを一瞬で見分けるには、やはりヘッドライトを見るのが一番簡単です。
ヘッドライトの下にL字型の独立したデイタイムランニングライトがあれば前期、ライトユニット内に収まっていれば後期です。
また、フロントバンパー左右にあるサイドグリルが、前期は控えめな四角形に近い形ですが、後期は縦に長いデザインになっています。
リアについては、LS500やLS500hというロゴバッジ自体は変わりませんが、テールランプの加飾パーツの色で見分けがつきます。
シルバーのメッキ調であれば前期、ピアノブラックのような黒い縁取りであれば後期型ですね。
マニアックなところでは、ハイブリッドモデルのサイドにある「HYBRID」のロゴが、後期型では廃止されている点もポイントです。
前期と後期のマイナーチェンジでの改良点
2020年のマイナーチェンジは、レクサスにとってLSの価値を再定義するような大きな転換点でした。
それまでの「スポーティで硬派な高級セダン」から、「極上の乗り心地を提供するショーファーカー」への回帰が図られたのです。
サスペンションの変更だけでなく、シート内部のウレタン材まで柔らかいものに変更されるなど、徹底した改良が行われました。
また、静粛性の向上のために、アクティブノイズコントロールの制御をより緻密に行うようになりました。
これは、室内のマイクで不快な音を検知し、スピーカーから逆位相の音を出して打ち消す技術です。
こうした目に見えない部分の積み重ねが、前期と後期の決定的な差となって現れています。
単なる見た目の変更ではなく、車としての本質的な部分が磨き上げられたのが後期型という存在ですね。
予算と希望に合うのはどちらかの最終判断
結局のところ、どちらを選ぶべきかは「何を重視するか」という一点に集約されます。
もし、予算を500万円以下に抑えつつ、現行モデルの圧倒的な存在感を手に入れたいのであれば、前期型は非常にコスパの良い選択です。
多少の足回りの硬さは、社外のエアサスコントローラーやタイヤの銘柄選びでカバーできる部分もあります。
しかし、レクサスのフラッグシップらしい「魔法の絨毯」のような乗り心地と、最新の安全装備を求めるなら、無理をしてでも後期型を選ぶべきだと個人的に思います。
特にナビゲーションの使い勝手は毎日の運転に直結するため、タッチパネルの有無は想像以上に大きな差になります。
自分がこの車に何を求めているのか、改めて自問自答してみることで、納得のいく答えが見つかるはずです。
レクサスLSの前期と後期の違いのまとめ
- 前期型と後期型ではヘッドライトのデザインが大きく異なり後期の方が端正な印象
- 後期型はナビがタッチパネル式になりApple CarPlayなどのスマホ連携も可能
- ハイブリッドモデルは加速時の静粛性と燃費のバランスが非常に優れている
- ターボモデルは加速の力強さと中古車としての買い得感が大きな魅力
- 後期型はサスペンションやシートの改良により乗り心地が劇的に向上している
- 安全装備では後期型から高度な自動運転支援機能や駐車支援が搭載された
- ブレードスキャンAHSの採用により後期型は夜間の視認性が格段にアップ
- 外装のメッキパーツの色味やサイドロゴの有無で前期と後期を見分けられる
- 中古車相場は前期型が400万円台から狙えるのに対し後期型はまだ高値
- 信頼性という観点では細かな不具合が対策された後期型の方が安心感が高い
- ボディサイズは共通だがアラウンドビューモニターの進化で後期は扱いやすい
- 燃費重視ならハイブリッドだが走行距離が少ないならターボモデルも選択肢
- リセールバリューを意識するなら白か黒のハイブリッドモデルが最も無難
- 乗り心地の改善はタイヤやマウント類にまで及んでおり徹底されている
- 予算と最新装備へのこだわりを天秤にかけて納得の一台を選ぶのが最善
